2017年11月30日木曜日

TPE製の月経カップ



 月経カップの素材、気にしていませんか?
月経カップは決して安価な買い物ではないため、いろんな月経カップを検索して、安いものを見つけた方もいらっしゃるかもしれませんね。 ただ、気を付けていただきたいのが、素材の質とグレードです。




 安価な月経カップには、やはり訳があり、安価なゴムに近い素材を使って作られたものもあります。 

 月経カップにはTPEで作られたものもあります。TPEとは、熱可塑性エラストマーのこと。環境によってゴムであったりプラスチックであったりする性質を持つ樹脂のことで、ゴムとプラスチックの中間的なものです。

 TPEは基本的に「ハードセグメント」と「ソフトセグメント」の二つから構成されています。

 ソフトセグメントは弾性を付与するためのゴム成分であり、やわらかい性質を与える役割を持ち、ハードセグメントは高温では流動するものの、常温では変形を阻止する拘束的な役割を持ちます。この、二つの樹脂材料を組み合わせることで成り立っている材料です。

 使う際には、これらに充填剤や軟化剤、状況に応じて酸化防止剤などが添加されることもあります。実際、月経カップとして使う場合、経血の色移りやニオイ移り、また、何年もの間使い続けていくうちに素材の劣化などが見られることもあります。

 膣内に入れて使うものですから、素材には特に気を付けたいですよね。




 スクーンカップは、外科手術にも使われている医療用グレードのシリコーン100%で出来ています。素材はアメリカ製で、アメリカの食品医療品局(FDA)の元に医療グレードの素材として認可されているのはもちろん、月経カップとして成形された後の最終的な製品としても、アメリカの食品医療品局と日本の医療品医療機器等法(旧薬事法)の元に販売されています。

 素材のみが食品医療品局で認証されていることと、最終的に成形された月経カップとして認証されていることについては大きな違いがあります。医療グレードのシリコーンであっても、染料を加え、さらに月経カップとして成形するために熱を加えて加工される場合に、品質が劣化してしまう場合があるからです。

 外国製の安価な月経カップで、素材はアメリカの食品医療品局(FDA)認証というものがありますが、実際に熱を加えて加工した後も、その品質が保たれているかどうかは、成形後のバイオテストなしでは立証することができません。

 さらに医療用のシリコーンとは、「高い破断点伸度と圧縮永久ひずみ率、熱的安定性、広い温度域における安定的な機械的性質の保持、-50°Cでも維持されるフレキシビリティー、透明性、米国FDA承認の色素による高い着色性、UVやオゾン耐久力、そして環境適合性である」他、「医療用としての品質保証されたシリコンは上質であり、有機的可塑剤など一切含まれていない。ISO 10993-1 および USP Class VI (選択試験)により生体適合性も立証されており、蒸気透過性があり、滅菌しやすい。」など様々な規定が設けられています。

 これらの厳しい基準を守り、しかも成形後もその品質がきちんと保ち続けられていることがバイオテストで証明されている月経カップこそが、安全な製品であると言えるのです。

 スクーンカップは、アメリカのFDAでも認可を受け、また、日本の医薬品医療機器等法に基づいて販売されています。
 
 長年の使用にも耐久性があり、きちんと消毒し、用法を守れば、これから10年近くでも使っていただけます。

もし、あなたが迷っているなら、素材や製造国なども視野に入れてくださいね。

スクーンカップは、グレードの高い医療用シリコン100%!!米国FDAだけでなく、日本で唯一、医薬品医療機器等法に基づいて販売。様々なバイオテストをクリアしているので安心!






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